ソフトバンクロボティクス株式会社から介護用PepperにChatGPTを搭載した会話アプリがリリースされた。
この会話アプリは「Pepper for Care」に新規または既存で契約されている介護施設に提供される。
Pepper(ペッパー)は、音声や胸のタブレットを通じてコミュニケーションをとる人型ロボットである。
Pepper(ペッパー)の特徴である愛らしいキャラクターと、今回リリースされたChatGPTを搭載した会話アプリの導入で、介護施設の利用者一人ひとりに合わせたより自然で楽しい会話が可能となる。
また、介護業界は深刻な人手不足を抱えている。
利用者と楽しく会話を行いコミュニケーションがとれる介護用ロボットの導入は、利用者にとっても施設職員にとっても大きな役割が期待されるだろう。
さらにコミュニケーションが人の健康維持に良い効果をもたらすことは近年の研究によって明らかになっている。
ソフトバンクロボティクス株式会社はロボットを通じて、人手不足などで悩む業界の課題解決に取り組んできた。
ロボットを上手く活用しコミュニケーションを増やす取り組みがこれからの福祉現場が直面している課題を解決策するキーポイントとなりそうだ。
※1 「まいにちロボレク」はゲーム、歌、体操など豊富な種類のレクリエーションを提供します。
※2 「まいにちロボリハ」は、言語訓練や体を動かす上肢訓練まで搭載しており、顔認証によって個人に特化したリハビリを提供します。 ”
参照:ソフトバンクロボティクス株式会社 Pepper(ペッパー)公式サイト
「東京ケアウィーク'24」出展情報
ソフトバンクロボティクスは、「東京ケアウィーク'24」に「Pepper for Care」を出展する。
ブース内では、会話アプリを含む介護向けソリューションが体験できる。
PepperにChatGPTを搭載することで、高齢者の方々の日々に笑顔と会話のよろこびをもたらす取り組みは、感動的です。
こうした、介護の現場に新しい風を吹き込むこの動きは、単なる技術革新を超えて、より心温まるケアへの可能性を示唆しているようです。