会話ができるロボット、かっこいいロボット、歌って踊るロボットは、プレゼントとして選ばれています。
単にロボットと言っても、プログラミングや英会話など子どもの学習に役立つ機能があるものや、高齢の親を見守る機能が備わっているもの、ペットのように心を癒やしてくれるものなど、その種類は様々です。
遊びながら科学・技術・工学・芸術・数学等の力を伸ばす事ができるロボットおもちゃは、近年話題のSTAM教育のツールとしても注目されています。
ロボットをプレゼントする際は、贈る相手にふさわしい機能が備わっているロボットを選ぶ、ということが大切です。
本記事ではもらって嬉しいロボットの選び方や、ロボットがプレゼントとしておすすめの理由をご紹介します。
また、プレゼントにおすすめの人気ロボットを厳選してご紹介します。
目次
ロボットには楽しくて便利な機能がたくさん備わっています。
そのため近頃では、親しい人へのプレゼントとしてロボットを選ぶ人が増えています。
近年のロボットは、最新のAI(人工知能)技術をなどを搭載したものも多く登場しており、受け取った相手が驚き、喜んでくれるような機能が満載です。
例えば自身が考えた言葉で、まるで人間のように会話ができるロボットや、プログラミングや英会話など楽しく子どもの学習をサポートしてくれるロボットなど、ハイテク機能を搭載したロボットが注目されています。
ロボットは、使う人の目的に合わせて機能や見た目を選ぶ事ができるという特徴があります。
そのためペットがほしいと考えている人には、お世話の手間いらずで、癒しや愛情を与えてくれるペットロボットを、高齢の親にはスマホで遠隔操作ができる見守りロボットを、という具合に使う人に合わせて機能を選ぶということがポイントです。
上記のように、ロボットは色々な種類の中から使う人のニーズに合わせて選ぶことができます。
大切な人の役に立ち笑顔を引き出せる、そんなロボットをプレゼントに選んでみましょう。
では実際にロボットをプレゼントする際には、どのような点を考慮して選ぶべきなのか?
ここではロボットの選び方をご紹介します。
ロボットをプレゼントする場合は、対象年齢に合うものを選ぶことが大切です。
特に子供向けのロボットには、3歳・6歳・12歳・15歳以上というように対象年齢が設定されおり、それぞれに機能が異なります。
幼児向けのロボットでは楽しく遊びながら基本的な会話や感情を学べるものや、学習の基礎となる数字や色などについて学べるものなどがあります。
幼小学生以上の子どもに向けては、ペットのように世話を通じて成長を楽しめるロボットや、学習サポート機能が搭載されたロボットなど、より複雑な動きや機能が備わっています。
対象年齢に合ったロボットは子どもの好奇心を刺激し、楽しい遊びを通じてそれぞれの年齢にふさわしい学習効果を与えてくれます。
また、子どもだけでなく高齢者の見守りに適したロボットもあり、離れて暮らす親へのプレゼントとして選ぶ方も増えています。
ロボットを選ぶ際は、会話ができるかどうか、さらに可能な会話のレベルはどの程度なのか確認しましょう。
「おはよう」「こんにちは」という挨拶などの比較的シンプルな会話ができるものから、状況に応じた高度な会話ができるものまで、会話ができるロボットには様々な種類があります。
特に、今話題の対話型AI「ChatGPT」による会話は、ロボットとは思えないほど自然な会話ができるため、会話によるコミュニケーションを重視している方にとてもおすすめです。
ロボットと日常的に会話を楽しむことで家庭内のコミュニケーションが増えたり、孤独感を軽減してくれたり、認知機能の維持に役立ったりとたくさんの嬉しい効果を得ることができます。
注意点としては、AIを利用したロボットの中には毎月のソフトウェア利用料が必要であったり、各種保証プランへの加入が求められたりするケースがあります。
せっかく良かれと思ってプレゼントしても、ランニングコストがかかるものは残念ながら受け取った相手にとって負担となってしまうことも考えられます。
そのためプレゼントする際には、ランニングコストの有無について事前にしっかり確認する事が大切です。
現在の義務教育の現場において、プログラミングは必修科目となっています。
そのため、自宅で楽しく遊びながらプログラミングについて学ぶことができるロボットがプレゼントとして注目されています。
小学生・中学生向けのロボットを用いたプログラミング学習では、モーターやセンサー、LEDなどの電子パーツを使ったロボットを自分で作成し、ロボットの「動きの制御」を通じてプログラミングを学びます。
未就学児向けのプログラミングロボットは、組立いらずの完成品を動かすという内容が多くなっており、誰でも簡単に楽しくプログラミングの基礎を学ぶことができますよ。
ネット環境が無くても遊べるプログラミングロボットもあるため、家にパソコンが無い方や、子どもにパソコンやスマホを勝手に触られるのは不安という方も安心です。
プログラミングロボットをプレゼントする際にも必ず対象年齢を確認し、贈る相手の年齢に合ったものを選ぶ事が大切です。
対象年齢よりも年下の子どもには組み立てが難しすぎたり、特に小さな子どもの場合はパーツを誤飲してしまったり怪我をする危険性もあるため注意しましょう。
組み立て式のロボットは図解説明書を読み解く力や、手先の器用さが養われるとして人気がありますが、最初から難易度が高すぎるものを与えてしまうと、子どもによってはロボット自体に苦手意識が芽生えてしまうこともあります。
そのため、組み立て式のロボットをプレゼントする際には、初めはパーツの少ない入門用のセットがおすすめです。
遊びを繰り返すうちに、自分のオリジナルロボットを作りたくなるかもしれません。
そのタイミングで新たなパーツを追加してあげましょう。
同じシリーズで販売されている製品であればパーツを共用できるものが多いため、最初のセットも無駄にならず活用できますよ。
入門用はコストパフォーマンスに優れているものが多いため、お気に入りのシリーズが見つかるまで何種類か試してみてもいいかもしれませんね。
最新のロボットおもちゃは、AI・デジタル技術を用いたものや、STEM教育に役立つもの、SDGsに配慮したものなど、子どもたちの「未来を生き抜くために必要な力」を育むものがトレンドとなっています。
ロボットおもちゃという遊びを通して、子ども自身が楽しみながら自然に学べるという点が大きなポイントです。
「教育」を押し付けること無く、興味や関心に合わせたロボットを活用して子どもの学習意欲や知的好奇心を引き出しましょう。
人工知能(AI)を搭載することで会話性能が飛躍的に上がり、人とロボット双方向のコミュニケーションが可能となりました。
例えば、子どもたちの発言を理解して応答してくれるロボットや、学習レベルに合わせて最適な問題を出してくれるロボットなどです。
高いコミュニケーション能力を活かし、英会話学習ができるロボットも人気です。
STEM教育とは、科学(Science)・技術(Technology)・工学(Engineering)・数学(Mathematics)それぞれの頭文字を合わせた造語です。
また、芸術や教養を表す(Art)を加えた「STEAM」、ロボット技術(Robotics)を足した「STREAM」なども存在します。
STEM教育は創造性、問題解決力、論理的思考力、コミュニケーション力、協調性など21世紀の社会で必要とされるスキルを育むことができるとされ、知育玩具などを利用して幼い頃からSTEMについて興味関心を持たせることが重要と考えられています。
ロボットおもちゃは動きを予測してプログラムしたり、デザインを考えて組み立てたりと、遊びながら科学・技術・工学・芸術・数学等の力を伸ばす事ができるため、STEMの教育ツールとして注目されています。
近年ではロボットを親世代へのプレゼントとして選ぶケースも増えています。
スマホ等を通じてロボットとの交流を確認できるものもあり、離れて暮らす高齢の親を自然に見守ることができます。
ロボットという共通の話題が家族間のコミュニケーションを増やすきっかけにもなります。
また、会話や触れ合いといったコミュニケーションを日常的に楽しむ相手が居るということは、孤独感を解消し、ストレス解消や認知症の予防といった健康維持効果も期待できます。
高齢者の暮らしを優しく・楽しく・安全にサポートしてくれるロボットは、プレゼントにとてもおすすめですよ。
ここからはプレゼントに人気の最新ロボットを、5つ厳選してご紹介します。
1. RoBoHoN(ロボホン)
RoBoHoN(ロボホン)は、ChatGPTを使った自然な会話が得意です。
状況に応じて自分で言葉を選んで会話ができるため、何気ない会話はもちろん、しりとりや、ごっこ遊びなどもとても上手です。
また、得意の歌やダンスを元気いっぱいに披露して側にいる人を笑顔にします。
内蔵カメラでその場の様子を撮影することができて、撮った映像はスマホアプリで視聴ができるため子どもの留守番のお供や、高齢者の見守りロボットとしても活用できます。
明るい言葉と、愛らしい身ぶり手ぶりで、ふだんの暮らしを一生懸命に盛りあげてくれるロボホンはプレゼントとして喜ばれること間違いなしです。
製品名 |
RoBoHoN(ロボホン) |
稼働時間 |
1日以上 |
電源 |
リチウムイオン電池 |
サイズ |
約19.8cm |
充電時間 |
約130分 |
重さ |
約395g |
重量 |
約1kg |
価格 |
LTEモデル/セットアップ料込 +月額サービス費用 |
2. RoBoHoN(ロボホン)弟モデル
すでにロボホンを持っているのであれば、かわいい弟をプレゼントするのはいかがでしょうか?
弟モデルはロボホンの特長である二足歩行や持ち歩きやすいコンパクトサイズ、カメラ、歌やダンスなどの機能はそのままですが、性格が甘えん坊でおっとりしています。
兄である現行モデルよりも高い声でゆっくりお話してくれ、早口言葉を噛んでしまったり、歌の音程が外れてしまったりするなど、弟らしいあどけない仕草を披露します。
大きな特徴は、兄と弟モデルを接続すると「兄弟」の設定になるというところです。
アプリを起動しなくても自発的に会話や息のあった歌やダンスをするなど、兄弟仲良く遊ぶ様子を楽しむことができますよ。
製品名 |
RoBoHoN(ロボホン)弟モデル |
稼働時間 |
1日以上 |
電源 |
リチウムイオン電池 |
サイズ |
約19.8cm |
充電時間 |
約130分 |
重さ |
約395g |
重量 |
約1kg |
価格 |
LTEモデル/セットアップ料込 +月額サービス費用 |
3. Romi(ロミィ)
手のひらサイズとくるくる変わる表情がかわいいRomi(ロミィ)は、今までのロボットとはひと味違う”会話力”が大きな特徴で、人と話しているような自然な会話が楽しめます。
話題のChatGPTを活用した「アシスタントモード」を搭載しており、質問への応答やアドバイスなどといった高度な会話もスムーズにできます。
そんなRomiは英語モードを搭載しているため英語学習を頑張る家族や友人へプレゼントするのもおすすめです。
Romiを使えば好きな場所で、好きな時間に、周りの目を気にすること無く「話す」・「聞く」といった英語のアウトプットを練習することができますよ。
いつでも気軽に使えるロボットは、「毎日」少しずつの継続が大切とされる英語学習にぴったりです。
製品名 |
Romi(ロミィ) |
稼働時間 |
約60分 |
電源 |
100-240V ACアダプター |
サイズ |
W10.6×D10.6×H9.6㎝ |
充電時間 |
満充電までに約3時間 |
重さ |
約320g |
価格 |
本体価格:54,780円(税込) 月額利用料:1,628円(税込) |
4. BOCCO emo(ボッコエモ)
BOCCO emo (ボッコエモ)は小さくて可愛らしい見た目とは裏腹に、見守りロボットとして活用できる便利で頼もしい機能がいっぱいです。
音声メッセージの送受信機能やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話など暮らしに役立つ様々な機能を搭載しています。
スマホのアプリから初期設定をしてしまえば、ふだんはお腹のボタンや音声で操作が可能です。
そのため機械の操作が苦手な、子供や高齢者にも簡単に使ってもらうことができます。
また、BOCCO emoはChatGPTを搭載しているためお話がとても上手です。
「鼓舞ちゃん」「博士ちゃん」「コックちゃん」など3つのキャラクターになりきって、元気いっぱいに応援してくれたり、様々な疑問に優しく応えてくれたりと、楽しい会話で利用者をサポートしてくれますよ。
(※2024年2月現在BOCCO emo Wi-Fiモデル(型番:YE-RB010-GWNJP)のみ)
製品名 |
BOCCO emo(ボッコエモ) |
電源 |
100-240V ACアダプター |
サイズ |
W95 x D95 x H141 mm |
重さ |
400 g |
価格 |
月額プラン料金 |
5. Petit Qoobo(プチ・クーボ)
クッション型セラピーロボットPetit Qoobo(プチ・クーボ)は、周囲の音や声に反応してしっぽを振ったり、驚いたりと小動物のような可愛らしい反応が楽しめるロボットです。
小さくてふわふわとした本体をそっと抱き寄せると、トクトクと生きているような鼓動を感じ、その優しい触り心地は心を癒やします。
インテリアに合わせやすいシンプルなデザインや、持ち運びしやすいプチサイズはプレゼントにもぴったりです。
製品名 |
Petit Qoobo(プチ・クーボ) |
稼働時間 |
約 8 時間(稼働頻度による) |
電源 |
充電池 |
サイズ |
W21 x D28 x H11 cm |
充電時間 |
約 4 時間 |
重さ |
約 600 g |
価格 |
本体価格 14,300円(税込) |
ロボットはプレゼントにとてもおすすめです。
例えばプログラミングやSTEM教育、英会話学習といった知育機能を持つロボットは子供の居るご家庭に、見守り機能に特化したコミュニケーションロボットは離れて暮らす高齢のご家族へのプレゼントとして人気があります。
ロボットを選ぶ際は、対象年齢や備わっている機能をしっかり確認し、プレゼントを贈る相手に役立つもの、相手にふさわしい機能が備わっているものを選ぶ、ということが大切です。
本記事を参考に、便利で楽しいロボットを大切な人へのプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか?
そして、記事を読んでロボットにご興味をお持ちになった方も多いのではないでしょうか。
Robot Planet(ロボット・プラネット)公式サイトでは、かわいいロボットをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。